体験談

職業訓練に通ってみた

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

この記事を書き出した1月2日は、実家でのんびりしながら書いています。

年末は、12月27日〜12月31日までもち屋で餅をひたすら作るバイトをしていたので

しばらくはのんびりしたいと思っています。

2024年の年末はこそは、YouTubeが仕事、年末年始も休まず動画制作

と言えるような立場になっていたいですね。

宣言しておくと、宣言した未来を引き寄せるとか聞いたことがあるので

ここに書いておきます。

さて、今回は「職業訓練に通ってみた」というタイトルでお送りします。

訓練に通うようになった経緯はこちらをご覧ください。

では、どうぞ。

面接

かくかくしかじかで、職業訓練に通いたいと思った僕は、ハローワークの人に

「この訓練を受けたいです。」と伝えました。

「では、訓練する教室があるこちらの住所へ、必要な書類を持っていって

ください。」とハロワさんから教えられます。

書類は履歴書とか持っていたと思います。

後日、書類を持っていくと教室の人から、その場で面接の日時が書かれた紙を

渡されてその日は帰りました。

そして面接当日、スーツを着て面接に臨みます。

面接官は2人いました。

主な質問内容は、「なぜこの訓練を希望したか」「この訓練が終わったら

どんな仕事に就きたいか」「この訓練で一番学びたいことは何か」などでした。

面接の後には、簡単な学力チェックみたいなものがありました。

義務教育レベルの計算とか漢字の問題でした。

このような面接に臨んで、結果、受講できることとなりました。

面接で聞かれる内容はベタな質問だったと思うし、学力チェックも

そこまで難しいとは感じませんでした。

ちなみに僕の学力は、国家公務員試験(高卒)の一次試験に落ちる程度です。

そんな僕でも、「あ、何とか分かる」といった具合です。

そして、訓練生活がスタートします。

訓練の内容

僕が選んだ訓練は「パソコン基礎講座」でした。

中身を1つずつ、紹介します。

  • パソコンの操作

これが一番メインでした。

最初はパソコンの点け方から始まり、文字の入力、ファイルの作成方法など

パソコンを触ったことがないという方でも安心の内容となっております。

文字の入力になれたらエクセル、ワードの操作方法など

徐々にステップアップしていきます。

市役所で8年間、事務をやってきたので大体のことはこなせるだろうと

思っていたのですが、新しく覚えるショートカットキーがあったりして

新鮮な気持ちになりました。

こんな僕でも、パワポの授業は新鮮味だらけでした。

というのも市役所ではパワポに一切触れずに過ごしてきたからです。

なんか僕は、議員さんに説明する資料だとか国に提出する資料だとか

パワポを必要とする仕事を振られることはなく、本当に単純な試算だとか

表作りとか簡単な案内文など、ワード、エクセルで済ませられることだけ振られて

8年間をやり過ごしてきたので、パワポの知識はゼロだったからです!

というわけでパワポの授業はなんとかついていくという感じでしたね〜

  • コミュニケーション

次に、職場でのコミュニケーションの取り方などを学びました。

一番記憶に残っているのは「アサーティブ」なコミュニケーションです。

これは、相手の言うことに興味を持つ「傾聴」する姿勢を大事にする

というものです。確か。

相手の顔を見て話す、適度な相槌を入れるなど、コミュニケーションをする上での

ポイントを学びます。

これに関しては、窓口歴5年のコミュ力おばけの僕には死角なしですね!

思い出したのですが、前にゲーム友達と通話しながら遊んでいた時

自分の仕事は市役所だ、窓口にいてよく説明とか案内するんやでと話したところ

「お前が説明できるんかい!ちゃんと人と話せるか?緊張してダンマリするところ

しか想像できないで!」と言われたことがあります。失礼極まりないですね。

  • 就職対策

就職活動をする際に必須な履歴書の書き方だったり、面接対策もしてくれました。

けっこう自信のあった履歴書もよく直されたりしました。

間違って書いてないように思えても、第三者の目が入ると

意外と間違いって見つかるものだなと思いました。

面接対策も実践形式でやってくれました。

同じクラスの人たちに面接官の役をやってもらい、入室の仕方から

受け答えの様子など、気になるところがあれば指摘してもらいます。

また、面接で聞かれる質問も蓄積されているのか、例えば、僕が事務系の仕事に

応募したいんです、詳しく言うと○○事務所を受けたいんです!と

面接練習の前に先生に申告しておくと、以前このクラスに通っていて

僕と同じ事務所を受けた人が聞かれた質問というのを教えてくれます。

僕はその質問の答えを考えて、面接練習で聞いてもらってちゃんと答えることが

できるか、というような練習もしました。

結構このストックされている質問集が役に立ちました。

旅立ちのとき(泣)

総合的に見て、とても快適な訓練生活も終わりの時が近づきます。

これは運要素だと思いますが、僕の通った訓練は生徒が

片手で数える人数しかいませんでした。

そして先生は若い女性、年齢は分からないままサヨナラしましたが

20代でもおかしくないと思います。そして可愛い、褒めちぎるタイプ、おっとり

最高の先生&少人数という環境だったため、延長して通いたかったですが

3ヶ月という決まった期間が過ぎると強制卒業です。

卒業の時期が近づいてくると、徐々に求人に応募して、就職の準備を始めます。

僕も残り1ヶ月ぐらいのタイミングから、士業系事務所の求人に片っぱしから

応募します。片っぱしと言っても1週間に1個くらいですが。

訓練終了を過ぎても就職が決まっていない人は、週に1度集まって近況報告をする

イベントが僕の通っていた訓練にはありました。

そこでまた先生に会えるのは楽しみでしたね(照)

その近況報告イベントに最後まで僕と来ていたあの人は今ごろどうしてるかなぁ

無事に就職決まったのかなぁ

その近況報告では、ただ「今週はこういうことがあったよ〜」と

会話するだけではなく、用紙に今週やったこと、よかったこと、反省すべきこと

来週までにやりたいことなどを書いて、それを報告し合う本格的なものでした。

来週までにやりたいことを書いた以上、本当にやらなくちゃな感が出るので

ありがたいイベントでした。

ただ、そのイベントも就職が決まっていった人は来なくなるので

最終的に僕ともう1人が残り、その1人を残して僕が無事就職、晴れて卒業

からの武道館で卒コンという運びとなったわけです。

と、様々な人間模様もありつつ訓練が終わって2ヶ月

僕は社労士事務所へと就職したわけです。

社労士事務所に決まるまでは、あまりに落ちまくったので最後あたりは

教育機関とか、とにかく事務職のパートをメインに受けまくりました。

どこの面接でも決まって聞かれるのが「なんでパート志望なの?」

「フルタイムの求人も出してるけど、パートでいいの?」系の質問です。

「男性がパートに応募してくるのが珍しいから聞いてみた」

と後で言われたこともあります。

そんな難問たちを次々と撃破して就職を決めたわけです!

職業訓練の感想としては、事務の仕事を全く経験してこなかった人が

事務の仕事に就きたい場合は、こういう訓練に通うのはとてもオススメです。

逆に僕みたいに、事務経験ありで事務の訓練に通うのは、新しく覚えることは

あまり多くないかもしれませんが、応募書類の出し方とか面接でのマナーなど

就職活動の技術を学ぶには申し分ないと思いました。

こんなに丁寧に書類準備する必要あるのかい!?」と思いつつ

全て教科書通りにやった結果、受かったのが社労士事務所です。

それまで受けたところは、めんどくさくて全部はマネしてやらなかったのですが

最後、大変だけどお手本通りに進めていったら受かった時はびっくりでした。

やっぱりその道のプロのアドバイスを素直に聞くって大事ですね。

あ〜、1記事の文字数の目標である3000字は超えました。

もうめんどいので、この記事はここで終わります。

では、また。

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