体験談

「年間休日105日の会社はやめとけ」に対して思うこと

こんにちは、すねげです。

行政書士試験が終わってからというもの、毎日だらけて過ごしてます。

動画投稿も再開してYouTube復活するぞ~!と思っていますが

もうちょっと待ってください。

12月中には再開するつもりです。

まぁ、待ってる人はほとんどいないんですが、念のため書いておきます。

今回は「年間休日105日」について、体験談を元に書いていこうと思います。

これから書く体験談の元になった会社に在籍していた時の記事

「「ルート営業」の仕事とは」

こちらも読んでみてください。それでは本題へレッツゴー

「年間休日105日」が意味すること

それは、「法で定められた最低限の休日数」ということです。

いわば法律スレスレのライン、これ以上減らすことのできない数

会社が働かせることのできる上限めいっぱいということです。

皆さんいいですか?「最低限」のラインが105日なんです。

僕は労働者側しか経験したことがないので、労働者よりの書き方になるのは

許してほしいのですが、求人票などで、年間休日105日という文言を見かけると

「この会社は、休みに関しては法律スレスレの休みだけ与えればいいと

考えているんだな」という感想を抱きます。

ところで、ハローワークの求人などを見ると、年間休日が88日とか95日の求人を

見かけると思います。

じゃあ105日が最低限のラインって本当?88日の会社は法律違反なの?と

疑問を抱くことでしょう。

僕も思います(ドヤァ)

だけど、理由はよく分かりません。たぶんそれでも合法なのです。

じゃあ、なんでこんなタイトルでブログを書きだしたか。

年間休日105日で検索する人多いだろうなぁって思っただけだよぅ!

気が向いたら88日のことも調べるよぅ

年間休日105日の具体的なイメージ

では、年間休日105日を数字を使ってイメージしてみます。

1年の日数である365日を7日で割ると52.142・・・となり

1年は約52週ということになります。

この52.142・・・週に2日をかけると104.285・・・日となります。

つまり、1年間を通して週2日休みが続くペースです。

ここで考えてみてください。1年の中には年末年始、祝日、お盆休みがありますね。

これらのイベントものをしっかり休むと年間休日120日とか125日になります。

対して、これが年間休日105日の会社になると

「今週は祝日あるね~。祝日に休む!?じゃあ土曜日代わりに出てきてね」

「お盆の期間は休みたい!?じゃあその穴埋めとしてしばらくは土曜日出勤ね」

「年末年始いっぱい休んだね。じゃあしばらくは週1休みね」

こういうことを言ってきているということなんです!僕はそう思います!

祝日?お盆休み?そんなもん認められるか!休まれたら会社に損害が出る!

名目上は祝日休みにするけど、別のところで補ってもらうからな!

僕の主張ですが、年間休日105日の会社は、社員の幸福とかは考えていません。

「会社がいかに売上を上げるか」正直こういうことしか考えてないと思います。

だから、「年間休日105日の会社はやめとけ」こう言われているんです。

僕は、この意見には賛成です。

なぜ、賛成できるのか。実体験を元に書いていきます。

年間休日105日の会社にいて思ったこと

まず1つ目、「105日も休めない」

誤解されないように断っておくと、民間企業の場合、入社してすぐ

有給休暇が付与されるところはかなり少ないのではないかと思います。

僕がこれから記す体験談は、入社直後~退職までの半年間のことですので

「有給休暇が1日もない」ということを前提に書いていきます。

僕がかつて居た会社には、営業カレンダーがありまして、祝日がある週は

土曜日出勤、繁忙期も土曜日出勤、なんだかんだ合計して年間休日105日の

スケジュールでした。日曜日は休みです。

だがしかし、こういう会社は日曜出勤があるんだな~こりゃ。

僕は営業をしていたのですが、お客さんがどうしても日曜日しか空いていない。

業者の都合上、日曜日に出勤しなくてはいけない状況になったとき

普通に日曜日に出勤するのが常態化していました(笑顔)

残業代?出ません。代休?ありません。ボランティアです(破顔)

こんなことがあるので、有給休暇が使えない状態だと105日も休めません。

入社して何年も経つ社員は、土曜日に有休を充ててなんとか土日休みにする

のをよく見ていました。なんだか健気だなと思いました。

土曜日に充てるのしか見なかったので、「うちの会社は平日は休めないんか?」

と恐々としたのを覚えています。

そして2つ目、「残業は文化」

定時帰りする人は、営業マンではいませんでしたね。

総務の人たちはほぼ定時で帰っていました。

というわけで、営業マンを前提に話を進めていくと、毎日1~2時間の残業が

通常でした。これが月~土まであると考えると、当時の自分はよくこんなところで

働いていたなと感心します。

でも途中から、「こんな企業風土についていくのはムリ☆」となった僕は

営業マンの中で唯一、定時退社を決め込むようになったかっくいいエピソードに

ついては→「「ルート営業」の仕事とは②」をご覧ください。

3つ目、「社員(主に営業)が洗脳されてる」

僕は毎日残業する営業を見て、「あ、この人たち洗脳されてるわ」

と思うようになりました。

今でもよく覚えているエピソードがあって、僕が入社してから2週間くらいのときに

ある営業が「うちの会社、定時で帰れるからいっきゃ!」と言ってきました。

一応、「いっきゃ!」=「良いよね!」という意味です。

その人は確かに終わりの時刻に関しては、定時でよく帰っていました。

ただ、出勤してくるのは始業2時間前でした。朝7時ころです。

ちなみに終わりは18時です。

〇〇さん、それ定時で帰れてるって言えないのよ・・・

残業を朝に持ってきてるだけで・・・

だけど、その人がにこやかにそう語りかけてきたあの日のことは忘れません。

他の営業も、「家で書類の準備してきたわ~」

「ボーナス入ったから職場で使うモニター新調した!」

こんな感じで、仕事のために家でも仕事をしてきた、私財を投じて

職場環境を良くした自慢をしあっていました。

職場で使うパソコンのモニターを自分のお金で買うんですよ。

何が彼をそこまでさせているのか分かりません。

みんなこの会社が好きなんだな(遠い目)

そう思いながら心の中で「こんな会社、すぐ辞めてやる」と誓ったのでした。

まとめ:年間休日105日の会社はそっ閉じ

以上のような会社を経験した後、転職をするときに休日のチェック

欠かさずするようになりました。

そこで、105日なんてあるとブラウザバックです。

見ただけでブラックの臭いがぷんぷんしてきます。

この判断材料があるだけでも、けっこう絞り込みができると思います。

「この会社給料いいなぁ、でも年間休日105日か。じゃあ結構働かされる

んだろうなぁ」、こういう検討ができるはずです。

ということで、今回は「年間休日105日」について書いてみました。

3年後くらいには、年間休日155日がスタンダードな世の中になっていてほしいです(本気)

では、また。

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