体験談

「maimai」という音楽ゲームに熱中していたお話

すねげです。

皆さんは「maimai」という音楽ゲームを知っていますか?

見たことある人もいるかもしれませんが、ゲーセンに置いてある洗濯機

あれが「maimai」です。

(これ)

今回は、そんな洗濯機にどっぷりハマっていた頃の生活をさらけ出します。

19歳~21歳ころのすねげです。完全にお遊び記事です。

では、そうぞ。

maimaiとの出会い

僕が初めてmaimaiをプレイしたのは成人式の日でした。

地元の成人式に出席し、浮かれモードだった僕は友達と遊びに出かけます。

どのくらい浮かれていたかというと、髪をこれでもかと伸ばし、人生で初めて

茶髪にしていました。

量産型男子大学生の一角を僕は担っていました。

当時はマックが、成人式の日は成人限定でビッグマック無料キャンペーンを

やっていたので、大雪が降る中、マックをはしごしたものです。

今でもやってるのかな?

マックをはしご(2店舗)し終えて、次はどこに行こうか悩んでいると

どちらからともなく、「ゲーセン行くべ!」という流れになり

ゲーセンに向かいます。

それまでは、ゲーセン=暇つぶしの場所という認識で特に目的もなく行く場所

「どうせUFOキャッチャーやっても上手く取れないんだから

ウィンドウUFOキャッチャーして終わりだな」

ぐらいの気持ちでゲーセンに入りました。

当時の僕は、ドラクエ10をよくやっており、外出はほとんどしなかったので

かなり久しぶりのゲーセンでした。

見慣れないゲーム筐体がずらりと並んでいます。

そこで友達が、「これやってみね?」と提案します。

それが「maimai」でした。

す「おーいいねーやるかー(100円もったいないけど成人の記念にやっとくか)」

こんな感じで僕も遊びます。

一通り遊び終えた後の僕の心境としては

「あれ?これ思ったより面白いなぁ。」でした。

僕の中のあるある、友達から「これ面白いから遊んでみて!」と言われてプレイして

みるも、「あー楽しいわこれ!(そうでもないけどな)」状態ではなく

これだけは本気で「楽しい!もっと上手くなりたい!」と思わせてくれたのが

maimaiでした。

友達と2人モードで遊んだ後、楽しすぎてすぐに今度は1人でプレイしました。

ここから、僕の「maimai」に捧げる生活が始まります。

maimaiを中心とした生活

maimaiを初めてプレイしてから、一週間後の土曜日、僕はゲーセンへと向かいます。

それまでの「何となくゲーセンへ行く」ではなく、「maimaiをやるためにゲーセンへ

行く」というしっかりとした目的があって向かいました。

千円札を100円玉10枚に替えて、ひたすらmaimaiをプレイします。

始めたてのころはスコアがどんどん伸びて、上達している感覚が味わえてさらに

のめり込んでいきます。

もっと…やればやるほどスコアが伸びる…回数を重ねるんだ…

そんな感じで、最初は週末だけゲーセンに行っていたのが

次第に週3日、4日、5日と行く回数が増えていきます。

職場の人にも「最近maimaiってゲームにハマっててよく行ってる」ということを

話していたら、「仕事は週5日、されどmaimaiは週6日の男」と

言われるほどになりました。

その通りで、最終的には水曜日以外はゲーセンに通っていました。

水曜日は体力を回復するために休みます。

これだけ通い詰めると「ゲーセン友達」が出来ます。

「ゲーセン友達」ではなくとも、「あ、競馬のゲームのおっちゃんだ」という風に

来る客が何のゲームをプレイするか全て把握できます。

そんな時、新人のゲーセン店員さんが採用されて、店長と一緒に僕のところに来て

店長「この子がmaimaiプレイヤーのすねげ君ね、お客様のことで分からないことが

あったらすねげ君に聞いてね」とあいさつされた時は

「わーも常連になったもんだなぁ」と感慨深くなりました。

この頃の生活リズムは、平日は仕事が17時で終わって、家に帰って夕飯を食べて少し

休む、そして19時くらいからゲーセンに向かい出し、24時の閉店までいて

そこから帰宅し24時30分に就寝

土曜日は開店の9時から入り浸り、閉店までいます。

その後、ゲーセン友達とファミレスで朝6時までだべってから帰宅。

日曜日は昼くらいに起きて、飯を食べたりぐだぐだしてからまた19時ころに

ゲーセンに向かう、をひたすら繰り返していました。

ゲーセンにいない時、家や仕事の休憩中はmaimaiの動画を見漁り、譜面の暗記です。

maimai一色の生活です。

当時の僕の状況をすぐ近くで見ていた親の心情たるや計り知れません。

すまん遊びほうけてて。でも公務員試験から解放されて遊びたかった時期なんや。

当時は、この生活が明日も、来週も、来月も、来年も続くと思っていました。

ところがどすこい、僕はゲーセンから次第に離れていきます。

リアルを生きよう

順調にゲーセン週6日生活を続けていた僕ですが、転機が訪れます。

いきなり訪れたわけではなく、じわじわ訪れて来た感じなのですが

周りの人たちがどんどん結婚していきます(当時21歳前後)(早くない?)

そんな環境に囲まれていると、嫌でも自分も未来のことを考えます。

「わーもゆくゆくは結婚して、家庭を持つんだろうなぁ」

そう考えたとき、何か普段と行動を変えようと思ったのです。

maimaiだけしてても結婚できるとは限りません。

自分の価値を上げたい…そうだ!体を鍛えよう!

そう思い立った僕はまずはランニングから始めます。

少しでも痩せればいいなぁと思いながら当時は走っていました。

割れた腹筋を手に入れたかったのです。

次に交友関係を広げようと思い、それまでしてこなかった市役所の人たちと

休日に一緒に出かけることを始めました。

これでコミュ力も養っているつもりでした。

運動、職場の人たちとの交流…こういうイベントを増やしていき

次第にmaimaiは週5日、4日という感じでペースが減少していきます。

週6日でmaimaiをしてたころからは考えられないことでした。

「週たった5日しかmaimaiしないのか…発狂しそう…」

という感じになると思っていたのに、自分の意思で「違うことをやる」と

決め込んでいると、案外すんなり受け入れられるものでした。

これは心理学で、人は「〇〇しない」という目標よりも「△△する」と

目標設定した方が達成しやすいという研究結果があるそうです。

だから、ダイエットをしている人で「ケーキを食べない」という目標にするよりも

「ケーキが食べたくなったらナッツを食べる」という目標設定にすると

より効果があるそうです。

これはメンタリストのdaig〇さんが言ってたので合ってます。

なので、maimaiだけでなく、自己投資につながることに時間を割こうとしたら

自然と離れていったのです。

この時、彼女が出来たのも理由としてあります。

かくして僕は、maimaiガチ勢を引退します。

それなりに時間を費やして、全国ランキングにも載っていた時期があったので

引退して自分の名前がランキングから外れた時は悔しいっちゃ悔しかったです。

今でもたまーに、ゲーセンに寄ることがあったらプレイはします。

月1くらいです。

maimaiを通じて知り合った友達で今でも連絡を取り合っている人は3,4人います。

maimai友達と行った海、花火、県外遠征、深夜のファミレス、全て良い思い出です。

maimaiに関する思い出、エピソードを全て書こうとしたら3記事分くらいになりそう

なのですが、誰得なブログになってしまうのでこれで終わります。

次は真面目なブログ書きます。

ではまた。

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