体験談

「ルート営業」の仕事とは②

2021年7月21日

すねげです。

今回は、「「ルート営業」の仕事とは①」の続きとなります。

時期的には、2020年9月ころのすねげスタイルです。

では、どうぞ

定時で帰る!

公務員時代の僕は、誰よりも早く帰るとかが苦手でした。

誰かが帰り出したら帰る、というような職員でした。

というのも、しっかり残業代が出てたからです。

「稼げるなら仕事しててもいっか」という感じです。

あ、中身の伴わない残業をしてた時は残業代は申請してませんよ!

話は戻って、営業マンすねげは残業代を出さない会社に対して

定時以外に働く義理はない、と入社して二ヶ月経ってからようやく気づき

定時ぴったり運動を始めます。

それまで朝8時までに出社していたのを、9時ぴったりに変更し

20時まで残業していたのを、18時で帰るようにしました。

昼休憩も10分から1時間にしました。

となると、業務量も明らかに減っていきます。

先のブログで、1日12〜15施設は回っていたと書きましたが

8施設ほどにまで減らしました。

減らした、というより定時内で働こうとするとそれが限界でした。

訪問する回数が明らかに減った保育所の所長から、前任の先輩社員へ

「新人くんの来る頻度が減ったんだけど大丈夫?」と電話が入り

先輩から「心配かけるようなことしないで」と注意されることもありました。

ただ、この辺りから「退職」の2文字が頭をよぎっていたのかもしれません。

注意を受けたところで訪問する回数を戻そう、とはなりませんでした。

所長には後日、「これからは2週間に1回きます」と伝えました。

この頃から、先輩や会社に対する「媚び」みたいなのは消えていました。

そのおかげで、定時に第一帰宅人になることもためらいがありませんでした。

むしろ、「毎日わーが一番乗りで帰る!」くらいの気持ちでした。

ここで、営業の仕事的な話を挟むと

営業の仕事量というのは、ほぼ自分の裁量で決められると思います。

いくらでも残業してもいいから、たくさんの仕事を請け負う!

という気持ちでいれば、いくらでも営業先に顔を出して仕事を取ってきて

処理すればいいだけの話だからです。

逆も然りで、「定時で絶対に帰る!」と決めていたとすれば

外回り中に「これ以上回ってたら定時で帰られなくなるわ。今日は会社に戻ろう」

となってそれで終了です。

ここで「いや!でもノルマあるんでしょ?それ無視してもいいの?」

という疑問が出てくると思います。

これは、自分が勤めていた会社の話になって申し訳ないのですが

うちの会社は、毎月のノルマを設定こそはするものの

達成しなくてもお咎めがありません。あったとしたら

達成できなかった分を来月に持ち越すだけです。

それが積み重なって、年間目標を達成できなかったとしても

うちの会社は罰則はありませんでした。強いて言うなら

評価自体は下がる、くらいだったと思います。

それでも、会社での評価より自分の人生を生きることに全力になった僕には

評価が下がろうがお構いなしです。

むしろ、定時退社を決めてる自分かっこいい!とまで思えるようになりました。

もちろん、定時退社を決め込むようになってから、僕の売上や会社からの風当たりは

変わってきます。

肩身は狭くなる?

定時退社を決め込むようになってからというもの、売上は如実に下がり始めました。

残業をして頑張っていた頃の2/3になりました。

売上が下がり始めた頃のエピソードで印象に残っているものがあるので紹介します。

ある日の昼休憩中、車中で昼食をとっていた僕に先輩(Bさんとします。)から

電話がかかってきます。

Bさんは毎月、営業成績トップの「できる人」です。

会社での席も僕の隣で、よくアドバイスをくれた人でした。

B「すねげ君、最近売上落ちてきてない?」

す「そうですね」

B「最初のご祝儀買いの後の伸び悩みって絶対あるもんなんだけどさ」

す「はい」

B「だから、すねげ君がこれからどうせばいいとか悩んでると思うんだよね」

す「悩んでますね(悩んでません!)」

B「解決策知りてぇべ?」

す「はい(いいえって言ったらどんな反応したんだろ)」

B「そういう時はさ、前任者がどう回ってたとか聞いてみればいいよ」

す「はい(もう聞いてるし、再現すれば定時で帰られないのよ)」

B 「前任者の時はな、8時には会社を出発するようなスケジュールだったんだや」

す「そうなんですねぇ(知っとるわーい!!!)」

ここで一旦中断して補足すると、そもそも入社したときから曜日ごとに回るコースが

決まっていた。

それは前任者が10年かけて、これが一番効率がいいと思うコースだったらしい。

それも、残業をすること前提で作られたコースであり(体感だけど)

それに+して自ら回る施設を増やしていたのが、最初の二ヶ月だということです。

続きです。

B「だから、すねげ君もそれ真似してさ、回るようにすればいいよ」

す「あ〜、確かにそうですね(やるとは言ってないからな?)」

B 「それじゃ、頑張ってね」

本当は30分くらいの情熱がこもった電話だが、全部は再現できないのでここら辺で

終わります。

電話を終えて最初に抱いた感想は「解決策になっていない」だ。

僕が思う本当の解決策は、所要時間はそのままに、売上が上がる方法だ。

高単価の商品を売る方法とか、実はこの商品が狙い目とか、そんな感じで。

だが!「早く来て回る時間を増やす」なんていかがなものだろう!!!

それじゃ根本的な解決になってないだろぉぉぉぉぉ!!!

精神論とか根性論のそれだろぉぉぉぉぉ!!!

そう思った僕は、失われた30分を取り戻すべく、昼休憩を30分延長したのでした。

色んな出来事があった

語彙力どこいった的な見出しで申し訳ないです。

この記事の残りは、営業マン時代にあったチラ裏な出来事を書いて埋めます。

まず1つ目、「有名YouTuberに間違えられる」

これは入社して間もない頃、とある中学校の職員室で待機していたときの話

この時は、先輩から「ここに座って待ってて」と言われ、入り口からちょっと離れた

お客様用のイスに座っていました。

することもなく、ぼーっと入り口を眺めていると廊下を歩く生徒と目が合います。

すると1人の子が、「え!?待ってあの人知ってる!」と騒ぎます。

いや~、わーもすっかり有名人だな~と思っていると、職員室の外には7、8人の

集団が出来て僕の方を見ています。たまーに目線を集団の方にやると

「きゃー(≧∇≦)」なんて聞こえてくるもんですから、気分はもう有名人です。

そんなとき、「あの人めっちゃ頭いいんだよ!」との声が。

そんなキャラで売ってるつもりないけどな~と思っていると、すかさず

「はなおさんだよ!教師としてきたのかな!!」と目を輝かせています。

はい、僕ははなおさんに間違われていました。マスクしてたししょうがないですね。

YouTubeのコメ欄で「snowを通したはなお」と言われたぐらいですから

似てるんだと思います。

2つ目、保健室の先生にエロを感じる

とある小学校での出来事

職員室で先生の注文を伝票にまとめていると、突然横から「もしもーし」と声が。

まとめるのに集中して周りが見えていなかったのですが

すぐ横に保健室の先生(20代・♀)がいました。

これにはびっくりして、おもわず「はい!」とアホみたいな返事をしました。

童貞はこういうのに弱いです。気をつけましょう。

そのときは事務的な会話しかできなかったですが、帰りの車中で

「あのシチュエーション完全にしのぶさんだったなぁ。え?しのぶさん!?的な

ツッコミするんやったなぁ」と反省しました。

コミュ障はよくこういうことを心の中でしています。気をつけましょう。

鬼滅ネタですみません。イメージはこんな感じです。

どうでもいい日記はここら辺にして、次回で営業マン時代編ラストです。

ではまた。

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