体験談

令和6年度行政書士試験に合格しました

こんにちは、すねげです。

令和7年1月29日、令和6年度行政書士試験の合格発表がありました。

3度目の挑戦でなんとか合格することができました。

昨年の2点足りずの不合格から1年、リベンジを果たしました。

この1年、時間や量が勉強の全てではないとは思いつつ、それでも2点差で不合格

だった後悔から、生活の時間の多くをいろんなことを試す時間に充てました。

より多くの知識を覚えるためにはどうしたらいいか、得点に結びつく行動は何か

をいろいろ試行錯誤しながら過ごしてきました。

そこで今回は、行政書士試験合格を掴み取るにあたり、生活面で意識したこと

をまとめていきたいと思います。

勉強面での各科目の具体的な方法はnoteにて書いてみました。

こちらからご覧いただけます。

寝る前に学習したことを次の日の朝に学習する

人間の脳は寝ている間に情報を整理して大事なものを記憶できるようにする

というのは聞いたことがある人も多いと思います。

なので、寝る前の学習は暗記系を中心にしていました。

具体的には伊藤塾の「復習アシスト講義」というものを

毎日寝る前に聞いてました。

そして次の日の朝は、前日の夜に聞いていた復習アシスト講義を聞きます。

これが毎日のルーティンでした。

復習アシスト講義とはどういうものというと、講師がこれはAランクの中でも重要

合格者であれば知っておいてほしいという知識を、一問一答形式のように淡々と

問うてくるものです。時間は1コマあたり20分ほどです。

これを8月から試験本番の日まで毎日やっていました。

この講義のコマ数は、憲法、行政法、民法あわせて20コマありました(確か)。

ですので、試験まで5周はしたはずです。

覚えたいものだったらなんでも寝る前に学習→次の日の朝に復習をしたのではなく

試験的に超重要と言われる知識だけに絞ってこのルーティンをこなしました。

朝型生活にする

これは試験当日の日程を考えると、自分は朝型生活にしないといけないなと思い

そうしていました。

僕の場合、朝7時に起きて8時には会場に向かう必要があったので、基本7時

ずれても1時間前後に起きる生活を続けていました。

試験の一ヶ月前からは7時で固定です。

朝にサブ科目を少しだけ触れる生活にする

これは朝型生活にも関係するかなと思っています。

僕は朝の時間、およそ1時間かけて、憲法、商法、情報法系、条文素読を

こなしていました。それぞれ15分ほど時間をかけて合計1時間という具合です。

憲法や商法も、どちらも3問くらい正解したかったので

どちらも捨てることなく毎日少しでもいいから触れていました。

このサブ科目をこなすルーティンを終えたら、残りの時間は行政法、民法に

充てるといった具合です。

行政法、民法以外の科目は、配点的にはサブ科目、やらなきゃやらないでいっか!と

なってしまい、気付いたらだいぶ触れていなかった、となるかもしれません。

そうならないためにも、毎朝それぞれ15分ずつでもやるような朝のルーティンに

しました。これが習慣化すると、やらないと逆に気持ち悪くなるんですよね。

これが功を奏したか、本番では憲法4/5、商法3/5問正解することができました。

多肢選択式については聞かないでください。令和6年度が難しすぎただけです。

自己採点で択一180点越えをしている自分を想像しながら勉強する

精神面の話になりますが、僕の試験での目標が択一で180点越え、記述の結果を待つ

ことなく合格を確信する状態に達することだったのでこんな風に書いています。

勉強を続けていると飽きたり、苦手な分野で取り組むのが嫌になる時もあります。

そんな時に、試験当日、会場から自宅に帰ってきて自己採点をし、択一だけで

180点越えを達成し、喜んでいる自分を想像するのです。

そんな自分になるためには、苦手な分野だからと避けて通ることはしない

飽きたとしても根気強く続ける、その先に思い描いた自分がいるのではないかと。

そう思うと勉強を続けられるのです。

本当に、こういう妄想を何回したか分かりません。

妄想ほど便利なものはありません。なんせタダですから。

思う存分、理想の自分を妄想して勉強に取り組みましょう。

試験当日の流れを決めておき、1ヶ月前からその流れを繰り返す

これはnoteの記事の方でも書きましたが、こちらでより詳細に書こうと思います。

試験当日、起きる時間を決めて、朝食は何を食べ、会場に着いたらどう過ごし

昼食をいつ食べるか、決められるだけ決めておき、その流れを1ヶ月前から

できるだけ忠実に再現できるように過ごしていました。

なぜ1ヶ月前かというと、忠実に再現する生活も苦行というか、ある意味

勉強ではないので、1ヶ月前になるまでは知識を詰め込むことに意識を傾け

1ヶ月前くらいからちょっとずつ生活面を試験当日を意識したものに移行する

くらいがちょうどいいかなと思ったからです。

ポイントは「できるだけ忠実に再現」なので、もちろん試験当日と違う朝ごはんを

食べることもあります。

ただ、お昼ご飯はおにぎりと決めていたのですが、お昼ご飯だけは

1ヶ月毎日おにぎりでしたね。

あとはお菓子です。

お菓子も勉強している間はずっとお供として活躍すると思います。

そのお菓子も1ヶ月前から固定です。試験当日このお菓子が食べたい!

と思えるものを決めておいて、毎日それを食べます。

お腹の調子は特に気をつけたいので、試験当日になって普段食べないようなものを

食べるのはオススメしません。

万が一に備えて、お腹がびっくりしないように、食べ慣れたものを食べて

試験に臨みたいものです。

ちなみに、青森県の会場のそばには飲食店があまりないのですが、本当に目の前に

ラーメン屋さんがあって、食べてみたい!という欲を抑えて試験に臨みました。

そして、会場に着いたらどう過ごすかについて、僕は会場に着いてから中に入るまで

1時間くらいあるなと見積もっていました。その間は、外で勉強することに

なるはずだと。つまり!お日様の下で勉強していると。

というわけで、1ヶ月前から「この時間帯は外で勉強しているんだよなぁ」と

思いながら、仕事中は休憩も兼ねて建物の外に出て5分くらいぼーっと

していました。

この時間帯は日光を浴びているはずだから、なるべく日光を浴びるぞ精神です。

試験当日をできるだけ再現したいのです。

こんな感じで、食事だったり、どういう環境に置かれているかを想定して

その想定した状態に慣れておくことに1ヶ月ほど前から取り組んでいました。

スキマ時間を有効活用

これもネットでよく見るありふれた工夫なので、わざわざ書くのも気が引ける

のですが、文字数稼ぎのために書かせていただきます。

まずは通勤。僕はバス通勤をしているのですが、乗車中はもちろん勉強です。

具体的には、講義の音声だけ聞いていました。

あとは家の中。至るところに覚えたいことを書いたふせんを貼っていました。

問題演習をして間違えた問題を次に解いたとき、どういう風に知識を

押さえていれば解けるかを意識してふせんに書いていました。

たとえばトイレにふせんを貼っていたとします。最初のうちは覚えていないので

普通にトイレに入ってふせんを見ます。

何回か見ていると、だんだんと内容を覚えてきます。覚えてきたらトイレに

入る前に、ふせんに書いたことを自分で思い出してから入ります。

それでちゃんと覚えたなとなれば、ふせんをはがします。トイレに限らず

台所や居間のなんてことない壁にもよく貼っていました。

結構これが効果があると思います。問題演習をしていると、「あ!この問題

トイレで覚えた知識で解けるやつだ!」となることがあります。

あとは「手の甲にメモをしてちょくちょく見る」というのもやっていました。

先述の通り僕は朝起きてまず、商法とか情報法系の勉強をします。

そこで覚えたいことを手の甲にメモします。そのメモを仕事中にたまに見るんです。

そうやってサブ科目の知識を増やしていました。

こうやって生活のいろんな場面で知識を覚えられるように過ごして合格しました。

終わり!

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